ニュース 社会 作成日:2016年1月5日_記事番号:T00061270
環境団体の台湾健康空気行動聯盟は4日、昨年の粒子状物質(PM10)による大気汚染状況をまとめた年次報告書を発表し、嘉義県の年間平均値が最も高かったことを明らかにした。5日付自由時報が伝えた。
1立方メートル当たりの濃度は、嘉義県(63.5マイクログラム)が最高で、以下は高雄市(60.0マイクログラム)、嘉義市(59.5マイクログラム)、雲林県(57.5マイクログラム)、金門県(57.3マイクログラム)の順で、上位5地区では数値が前年に比べ改善した。
ただ、世界保健機関(WHO)の基準(20マイクログラム)に照らすと、全ての県・市で基準を上回った。
南投県、苗栗県、新竹県、雲林県、新北市、基隆市では4年前に比べ、濃度が上昇した。PM10は土地の乾燥、車両の通行などさまざまな原因があるとされるが、中南部の場合、濁水渓など河川が乾燥で干上がり、砂塵が巻き上げられたことも一因とみられる。
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