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総統選支持率調査、蔡氏独走のまま終盤戦へ【図】


ニュース 政治 作成日:2016年1月5日_記事番号:T00061272

総統選支持率調査、蔡氏独走のまま終盤戦へ【図】

 今月16日の総統選挙で、6日から世論調査の結果公表が禁止されるのを前に、民進党寄りの自由時報が5日付で報じた最終の支持率調査によると、民進党の蔡英文候補が47.98%、国民党の朱立倫候補が14.80%、親民党の宋楚瑜候補が10.29%で、終盤戦に入っても蔡氏の独走状態が続いている。

 蔡氏は過去4カ月、支持率が47%台で安定している。朱氏は前月比から微増。一方、宋氏は前月から3.09ポイント伸ばしており、公開テレビ討論会での好パフォーマンスが支持率向上につながったとみられる。

 年齢層別の投票傾向では、20〜29歳で蔡氏の支持率54.62%、宋氏13.85%、朱氏4.62%となり、若年層で民進党を支持し、国民党を支持しない傾向がはっきりと表れている。

 総統選では同時に立法委員選挙も行われるが、今回は「それぞれ別の政党の候補者に投票する」という有権者が45.5%に上り、「同じ政党の候補者に投票する」の37.13%を上回っている。立法委員選挙の選挙区と比例代表でも、異なる政党に投票するという有権者が47.7%に上る。

 ちなみに比例代表の政党支持率は民進党が33.64%で首位、次いで▽国民党、15.72%▽時代力量、6.25%▽親民党、4.96%▽台湾団結聯盟(台聯)、2.9%──となっている。