ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月5日_記事番号:T00061278
ケーブルテレビ(CATV)チャンネル大手、無線衛星電視台(TVBS)の運営会社、聯意製作は4日、宏達国際電子(HTC)の王雪紅(シェール・ワン)董事長と関連が深い投資会社3社(利茂投資、徳恩投資、連信投資)が聯意製作の未保有株式47%を香港の地上波テレビ局、電視広播(TVB)傘下の東方彩視(カウントレス・エンターテインメント)から43億4,300万台湾元(約160億円)で取得すると発表した。これにより、TVBSは100%台湾資本のテレビ局となる。5日付工商時報が伝えた。
3社は昨年1月、聯意製作の株式53%を46億9,500万元で取得していた。王董事長はTVBSの掌握に合計90億3,800万元を投資することになる。
聯意製作は近く経済部投資審議委員会(投審会)と国家通訊伝播委員会(NCC)に株式取得の認可を求める。TVBは「台湾への投資を全て現金化し、今後は香港、中国、その他潜在性がある市場に集中する」とコメントした。
TVBSは完全台湾資本となったのを機に、系列チャンネルの拡充に努める計画だ。
聯意製作の張孝威董事長は経済日報のインタビューに対し、「買収を通じ、映画、バラエティー、ドラマなどのチャンネルを増やし、全体で5~6チャンネルの規模を目指す」と語った。
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