ニュース その他分野 作成日:2016年1月6日_記事番号:T00061300
信用調査会社、中華徴信所企業が5日発表した統計によると、華碩電脳(ASUS)は東南アジア諸国連合(ASEAN)市場にある9つの子会社や支社の2014年の売上高が合計3,905億3,700万台湾元(約1兆4,000億円)と、台湾の大手企業で首位だった。純利益は88億8,000万元だった。6日付工商時報が報じた。
ASEAN売上高はASUSに続き、2位が明基友達集団で16子会社・支社合計3,522億9,800万元、純利益は29億6,800万元だった。3位以下は▽台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)▽鴻海精密工業▽光宝科技(ライトン・テクノロジー)──。
中華徴信所は、台湾の上位300社によるASEAN市場への投資は、14年に733社(12年700社)に増えただけだが、合計売上高は1兆8,438億元(12年1兆4,122億元)、純利益851億元(12年753億元)と安定成長がうかがえると指摘した。
昨年末に発足したASEAN経済共同体(AEC)は人口6億を抱え、中国、インドに次ぐ注目市場だ。台湾企業にとってインドネシア、マレーシア、フィリピンは最終製品の消費市場、タイ、ベトナム、カンボジアは受託生産拠点、シンガポール、マレーシア、ブルネイは資金の中継地としての役割を担っている。
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