ニュース 金融 作成日:2016年1月6日_記事番号:T00061309
台湾資本の銀行が日本に設立した子会社・支店の2015年利益は60億台湾元(約220億円)を超えたと予想されている。一方、中国の子会社・支店は昨年1~11月の利益が50億元で、通年では60億元に届かなかったとみられる。6日付経済日報が報じた。
現在、日本に支店があるのは、▽台湾銀行▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽彰化商業銀行(CHB)▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)▽中信銀──の5行。いずれも東京にあり、兆豊銀は大阪にも2支店目を設けている。金管会は5日、台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)の東京支店設立の申請を認可した。
金融監督管理委員会(金管会)銀行局の呂蕙容副局長によると、業界の日本支店全体の昨年上半期利益は30億元余りで、うち中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)が買収した東京スター銀行が25億元以上を占めた。
なお香港の子会社・支店は上半期の利益が128億元と、前年通年176億元の7割に迫った。呂副局長は、香港は台商(海外で事業展開する台湾系企業)が多く、積み替え貿易が発達しているなどと分析した。
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