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11月商業景気「後退傾向」、消費刺激策で改善【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月6日_記事番号:T00061310

11月商業景気「後退傾向」、消費刺激策で改善【図】

 商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した昨年11月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は94ポイントで、前月比2ポイント上昇した。景気信号は10月、景気後退を示す「青」に転落していたが、わずか1カ月で後退傾向の「黃青」に改善した。CDRIは、政府が打ち出した短期消費刺激策や中央銀行(中銀)による利下げが、内需を刺激する効果があったと分析した。6日付工商時報が報じた。

 同指標を構成する3項目のうち、「労働力・賃金」は100ポイントで前月から2ポイント上昇、「経営状況」は99ポイントで4ポイント上昇、「証券市場」は98ポイントで1ポイント上昇した。

 商発院は、12月はクリスマスシーズンや年末年始で、1月は尾牙(忘年会)シーズン、春節(旧正月)前で小売業や飲食業の売上高が伸びるものの、景気そのものが低迷しているため大幅な販売増はなく、景気信号は「黃青」を維持するとの見方を示した。