ニュース 電子 作成日:2016年1月6日_記事番号:T00061318
電源管理IC設計の台湾類比科技(アドバンスト・アナログ・テクノロジー、AAT)は5日、同業の遠翔科技(フィーリング・テクノロジー)を株式交換方式で買収すると発表した。両社はリソースを統合し、ファクトリーオートメーション(FA)、有機EL(OLED)、ウエアラブル(装着型)端末市場を狙う。6日付経済日報が報じた。
劉紹宗AAT董事長(左)は、最終製品の薄型軽量、小型化に伴い、顧客から電源管理ICやMCUの統合型製品を要望されており、来年初めにも発売すると述べた(5日=中央社)
両社は4月29日の臨時株主総会で承認を得た上で、9月2日付で遠翔1株に付き、AAT0.8株を割り当て、AATが遠翔を完全子会社とする。なお、5日の終値AAT17.3台湾元(約62円)、遠翔16.25元を基に計算すると、遠翔株は14.8%のディスカウント。買収規模は4億9,300万元。
AATは、電源管理ICが主要製品で、液晶パネルメーカーを顧客とし、最終製品はテレビ、ディスプレイ、ノートパソコンなど。遠翔はマイクロコントローラ(MCU)、モータードライバIC、電源管理ICの3製品が売上高を均分している。
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