ニュース 電子 作成日:2016年1月6日_記事番号:T00061319
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した12月連結売上高は39億7,900万台湾元(約143億円)で前月比30%減、前年同月比31%減だった。同社は当初、12月は前月並み(57億700万元)を見込んでいたが大きく落ち込んだ。アップルのスマートフォン「iPhone6s」の販売が予測を下回っていることが反映したとみられる。1月売上高も引き続き減少するとの予想だ。6日付経済日報などが報じた。
ラーガンはiPhone6s向けにレンズを供給しており、アップルからの受注が売上高の4~5割を占める。市場ではiPhone6sの買い替え需要が伸びないため、アップルがサプライチェーンへの発注量を10~15%削減したとの観測も出ている。
ラーガンの2015年連結売上高は558億6,900万元で、前年比22%増だった。第4四半期純利益については、減収や台湾元高による為替差損で前期より落ち込むとの見方が出ている。
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