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台北101で特産品店の競争激化、総統選後の中国人観光客目当て


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年3月17日_記事番号:T00006132

台北101で特産品店の競争激化、総統選後の中国人観光客目当て

 
 総統選後の中国人観光客開放が予想される中、台北101で、地方特産品業者の売り場獲得競争が激しくなっているようだ。今年に入り、101では美食街、臨時販売ブースともに希望者が殺到し、早くても「半年待ち」といった状態が続いているという。17日付経済日報が報じた。

 彰化県員林の名産「蜜餞(果物のシロップ漬けやドライフルーツ)」の順泰蜜餞食品、台中大甲名産「奶油酥餅(バターケーキ)」の裕珍馨食品なども最近、101購物中心に進出しており、現代的な101に台湾風味を付け加えている。関係者は、「中国から観光客がやってくれば、業績は3~5割伸びる」と強い期待を示している。

 また、台湾の特産品の知名度向上のため、経済部中小企業処が主導して企画した「TAIWAN OTOP 台湾地方特産品館」も16日、101の5階にオープンした。高雄の統一夢時代購物中心に続く開設で、中小企業処が当初の目標としていた南北での拠点の設置を果たした。今後観光客に向けて台湾の特産品のアピールしていく。