ニュース その他分野 作成日:2016年1月7日_記事番号:T00061326
行政院主計総処が6日発表した2015年の消費者物価指数(CPI)は103.65ポイントで前年比0.31%下落した。下落は6年ぶり。原油をはじめとした資源価格下落の影響で、昨年は燃油費が25%下落、電力費は10.3%下落、ガスは22.3%下落したことが数値を押し下げた。7日付工商時報が報じた。
昨年は、食物類が3.1%と物価上昇率が最も大きかった。うち、野菜は15.6%、外食費は2.25%上昇、即席麺は4.74%で過去4年で最大の上昇幅だった。この影響で、食物類の消費が所得の3割を占める低所得者層では、通年CPIが0.07%上昇した。
一方、昨年12月のCPIは103.7ポイントで、前年同月比上昇率は0.14%だった。食物類は2.99%上昇したが、交通・通信類では燃油費が19.04%下落、住居類ではガスが19.87%下落、電力費が11.03%下落した。
15年通年の卸売物価指数(WPI)は87.43ポイントで前年比8.82%下落。原油や農工原料の大幅下落を受けて、下落幅は過去最大となった。なお、昨年12月は85.21ポイントで前年同月比7.06%の下落だった。
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