ニュース その他分野 作成日:2016年1月7日_記事番号:T00061327
財政部は6日、限度を上回る現金を台湾域外へ持ち出そうとしたケースが昨年90件、超過額は計2億5,848万5,390万台湾元(約9億2,000万円)に上ったと発表した。7日付経済日報が報じた。
中でも台湾元の持ち出し超過が63件と最多で、総額2億1,174万元。日本円は8件で総額4,372万元相当だった。個別ケースで金額が最大だったのは1,660万元。
一方、限度を上回る現金を台湾域内へ持ち込もうとしたケースは昨年10件、超過額は計980万1,900元に上った。人民元が6件と最多で、総額32万6,000台湾元相当。円は2件、超過額は913万7,000元相当と最多だった。
台湾では出入境の際に携帯できる現金の限度額を▽台湾元、10万元、▽人民元、2万人民元▽その他外貨、1万米ドル相当──と定めており、超過する場合は税関への申告を義務付けている。申告しなかったり不実申告をした場合、外貨は超過分が没収される。台湾元は没収されないが、税関で一時的に保管されたり、携帯額を減らすよう求められる。
財政部は、テロ対策で出入境検査を強化しているため、限度額を上回る現金携帯は摘発される可能性が高いとして、正しく申告するよう呼び掛けた。
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