ニュース 金融 作成日:2016年1月7日_記事番号:T00061328
6日の台湾元相場終値は前日比0.183元(0.55%)下落の1米ドル=33.453元と8日続落し、約6年8カ月ぶりの安値を付けた。下落幅は過去3カ月で最大だった。7日付工商時報が報じた。
ある外為ディーラーは、中国人民銀行(中央銀行)が6日朝に人民元の対米ドル基準値を前日より0.22%元安に設定したことを受け、台湾を含むアジア主要各国・地域が通貨安競争に参戦したと分析した。
6日の台北外国為替市場の取引終了時点(午後4時)でアジア主要通貨の年初来の対米ドル変動幅は、▽韓国ウォン、2.12%下落▽シンガポールドル、1.41%下落▽台湾元、1.16%下落▽人民元、0.97%下落▽インドネシアルピア、0.86%下落▽タイバーツ、0.36%下落──となった一方、安全資産とされる円は1.37%上昇した。
市場関係者は、台湾元相場は春節(旧正月、2016年は2月8日)前に1米ドル=34元を割り込む可能性があると予想した。
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