ニュース 電子 作成日:2016年1月7日_記事番号:T00061344
7日付経済日報によると、タッチパネルの和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)は、サムスン電子のアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル向けタッチセンサーを増産するもようだ。投資額は18億台湾元(約64億円)。
ハンスタッチはサムスンAMOLEDパネル向けのタッチセンサー生産能力が現在3万枚(ガラス基板ベース)。サムスンはこれを5万枚に引き上げるよう求めており、18億元のうち同社が10億元を出資するとされる。ただハンスタッチは6日、資金不足のため、増産は慎重に検討するとのみコメントした。
サムスンはスマートフォン旗艦機種、ギャラクシーSやノートシリーズにのみAMOLEDパネルを採用していたが、販売が伸びないため、先日発表したミドルエンド機種、ギャラクシーAにも同パネルを採用。これにより今年はAMOLEDパネル向けタッチセンサーの需要増が見込まれる。
一方、中国の天馬微電子、和輝光電(エバーディスプレイ・オプトロニクス)、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)もAMOLEDパネル生産に参入した。天馬微電子、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)はハンスタッチから調達している。
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