ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月8日_記事番号:T00061359
宏国集団傘下のホテルチェーン大手、凱撒飯店連鎖(シーザーパークホテル&リゾート)は今年下半期、新北市板橋区と台北市でホテル4軒を相次いで新規開業する。投資額は計110億台湾元(約390億円)。客室2,000室以上が増加し、5つ星ホテル市場に中価格帯で参入するため、台北地区一帯のホテル市場に一定の影響を及ぼすとみられる。8日付経済日報が報じた。
このうち新板橋車站特定専用区(新北市板橋区)では、BOT(建設・運営・譲渡)方式により60億元を投じ、5つ星ホテルの「新板凱撒」とデザイナーズホテルを第4四半期にオープンする。新板凱撒は客室数800室で、台湾全土で台北君悦酒店(グランドハイアット台北)の853室に次ぐ大型ホテルとなる。デザイナーズホテルは337室だ。
また、台湾鉄路(台鉄)万華駅付近でも第4四半期にBOTによる「万華凱撒」をオープン。客室数758室で、290卓規模の宴会場も持つ。中崙市場でも139室のブランドホテルを第3四半期にオープンする。平均客室単価は7,000元に設定する。
武祥生グループ副総裁は、「5つ星ホテルの平均客室単価は4,000〜5,500元で、この価格帯は開拓に値する」と語っており、「新板凱撒」などはこの価格帯に設定することが見込まれる。
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