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デルタの15年売上高、初の2千億元突破


ニュース 電子 作成日:2016年1月8日_記事番号:T00061369

デルタの15年売上高、初の2千億元突破

 電源アダプター最大手の台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の昨年12月売上高は前月比1%増の184億5,900万台湾元(約660億円)、第4四半期通期では559億1,200万元で前期比0.57%減となったものの、減少幅は市場予測の2〜3%減を下回り、通年で初の2,000億元突破につながった。8日付工商時報が報じた。

 デルタ傘下の受動部品メーカー、乾坤科技(シンテック)は2014年にアップルのスマートフォン、iPhone6向け供給を開始した。しかし、最新機種のiPhone6sでは日本の受動部品メーカーがサプライヤーに加わったことでシンテックの受注量が減少し、さらに同製品の販売不調が伝えられているが、デルタは12月、予想に反して前月比増収を維持した。これについて工商時報は、欧州の電源システム大手、エルテックを買収したことが奏功したと指摘している。