ニュース 電子 作成日:2016年1月8日_記事番号:T00061369
電源アダプター最大手の台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の昨年12月売上高は前月比1%増の184億5,900万台湾元(約660億円)、第4四半期通期では559億1,200万元で前期比0.57%減となったものの、減少幅は市場予測の2〜3%減を下回り、通年で初の2,000億元突破につながった。8日付工商時報が報じた。
デルタ傘下の受動部品メーカー、乾坤科技(シンテック)は2014年にアップルのスマートフォン、iPhone6向け供給を開始した。しかし、最新機種のiPhone6sでは日本の受動部品メーカーがサプライヤーに加わったことでシンテックの受注量が減少し、さらに同製品の販売不調が伝えられているが、デルタは12月、予想に反して前月比増収を維持した。これについて工商時報は、欧州の電源システム大手、エルテックを買収したことが奏功したと指摘している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722