ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061385
交通部観光局の統計によると、昨年第1〜3四半期の訪台中国人旅客1人当たりの1日平均消費額は232.15米ドルで、2008年に中国人による台湾観光が開放されて以来、初めて日本人旅客(同期221.45米ドル)を上回った。10日付経済日報が報じた。
中国人旅客1人当たりの1日平均買い物額は122.78米ドルで、日本人の40.06米ドルの3倍以上だった。
観光局関係者は、訪台旅客1人当たりの1日平均消費額はこれまで一貫して日本人が最高だったが、14年は日本人の243.33米ドルに対し、中国人241.98米ドルと1.35米ドル差に迫っていたと指摘。日本人は円安および14年4月の消費税率8%への引き上げを受け、海外での消費に慎重になっていると分析した。
なお訪台外国人が台湾で使う金額(旅行収入)から、台湾人が海外で支払う金額(旅行支出)を差し引いた旅行収支は昨年第1〜3四半期に403億米ドルの赤字となった。旅行収支は10年第4四半期以降、黒字が続いていたが、主要訪台旅客の日本人と中国人の消費額が前年同期比減少したことで再び赤字に転落した。
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