ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

製造業の11月在庫率、予想外の再上昇


ニュース その他製造 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061386

製造業の11月在庫率、予想外の再上昇

 経済部の推計によると、製造業による昨年11月の在庫率は73.49%で、予想外の上昇を示した。在庫率は昨年5月以降、70%以上の高水準で推移し、8、9月には75%を超えたが、10月には69.35%まで低下していた。在庫率は再び上昇を示した形で、年初の景気回復に対する不確実性が高まった。10日付工商時報が伝えた。

 経済部関係者は「昨年第4四半期は各業種とも減産で在庫処分に取り組み、11月には製造業生産額の4割を占める電子・情報産業をはじめ、石油化学産業の在庫も減少した。自動車業界の在庫だけが非需要期で上昇した」と話した。

 また、在庫率は売上高に占める在庫金額の割合を指すが、11月は製造業売上高が前年同月比4.55%減少したため、統計上、在庫率が上昇した側面がある。