ニュース その他製造 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061387
自転車大手、美利達工業(メリダ)が8日発表した2015年の連結売上高は前年比3.2%増の281億400万台湾元(約980億円)で、過去最高を更新した。中国市場の低迷を受け、昨年の自転車販売台数は219万3,035台と8.12%減少したが、平均販売価格(ASP)は10%以上上昇し、高単価製品の主要輸出先である欧米に出荷する台湾工場の売上高が197億9,900万元と11.7%増加した。9日付経済日報などが報じた。
メリダの昨年12月売上高は前年同月比12.4%減の22億400万元で、単月の減収幅としては過去2年2カ月で最大となった。中国市場の低迷で同月の販売台数が13万7,936台と35.64%減少したためだ。
メリダは、過去2年で2億元を投じて台湾工場に設置したハイエンド電動自転車の生産ライン1本が既に稼働している。今年上半期に2本目が完成すれば、電動自転車の年間販売台数は倍増すると予想。炭素繊維使用製品や高級ロードバイクなどと合わせ、同社のハイエンド自転車市場における競争力が高まると指摘した。
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