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太陽電池業界の春節ボーナス、大部分で2カ月以上


ニュース その他製造 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061388

太陽電池業界の春節ボーナス、大部分で2カ月以上

 太陽電池業界の春節(旧正月)ボーナス支給月数は、昨年の好況を受けて、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)が2〜3カ月、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)、元晶太陽能科技(TSEC)、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)は2カ月となる見通しだ。まだ支給月数を決定していない最大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)も「従業員を失望させることはない」とコメントしている。11日付蘋果日報が報じた。

 ジンテックの潘文輝総経理は、「過去数年、太陽電池産業は厳しい状況が続いたが、昨年下半期から景気が好転した」と説明。今年の見通しについても、政治的要因で全体的な状況は良いとは言えないが、同産業では成長が期待できると語った。こうした中、同社は1月、全面的な賃上げを行うと表明。昇給率は3〜5%で、ソーラーテックやTSECも追随するとみられる。

 また太陽電池用導電性ペースト最大手、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)は毎年、春節ボーナス1〜2カ月分を固定支給しているが、同社は昨年過去最高益を挙げたことから、利益分配は1人当たり約62万台湾元(約220万円)とみられる。