ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061391
PM2.5(微小粒子状物質)など大気汚染物質の濃度の高まりを受け、行政院環境保護署(環保署)は今年、信号待ち時間が100秒を超える交差点でバイクのエンジン停止を呼び掛ける試みを開始する。既に新北市をはじめとする自治体が呼応する姿勢を示している。11日付蘋果日報が伝えた。
研究によると、バイクの運転者は信号待ちの時間が長いほど、多量の排ガスを吸い、90秒待ちの場合、吸入量は30秒待ちの場合の9倍に達するという。現行法令では、車両のアイドリングを3分以上続けると罰金が科されるが、100秒ルールは当面強制力を持たない。
環保署は赤信号で停止後10秒以内にエンジンを停止し、信号が青に変わる10秒前にエンジンを再起動するよう呼び掛ける。課題はエンジン再起動の手間が交通渋滞の影響になりかねない点で、今後の義務化に当たっての課題となりそうだ。
環保署空気品質保護・騒音管制処の陳咸亨処長は「バイクのアイドリング時間が走行時間の3割を占めるという研究結果がある。台湾全土でアイドリング時のエンジン停止を実行すれば、毎年一酸化炭素を2,800トン、二酸化炭素を3万5,000トン減らすことができる」と説明した。
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