ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061394
台湾が研究開発(R&D)に加わった無人スマートカー「PEV」が10日、台北市の旧空軍総部跡に設けられた研究開発拠点「空総創新基地(TAFイノベーションベース)」で公開された。11日付自由時報が伝えた。
資策会とマサチューセッツ工科大学の協力は「MIT(メード・イン・台湾)」と大学略称が共通であることが縁となった(10日=中央社)
研究開発に当たっては、台湾の資訊工業策進会(資策会)と米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア・ラボが提携し、空総創新基地で初のモデル事業となった。開発陣の中心は台湾出身でMIT博士の林家樑氏で、車体の90%の開発・製造に台湾企業が参加した。
林博士は「年内に50台を生産したい。うち10台は台湾でテストを行い、市民にも体験してもらう」と話した。
PEVは「パースウェイシブ・エレクトリック・ビークル(説得力のある電気自動車)」の意味で、小型スマート電気自動車としては世界初となる。車体は屋根がある三輪車タイプで、全長は2メートル、幅は1.8メートル、高さ1.8メートル、重量は40キログラムだ。動力源にはリチウム電池を採用し、40キロメートルの走行が可能。
MITメディア・ラボの責任者、ケント・ラーソン博士は「PEVは自転車の特徴も兼ね備えているため、市民生活と融合しやすく、自転車レーンを走行できるため、都市部の道路への影響を軽減できる」と説明した。
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