ニュース その他製造 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061395
化繊メーカー、聚隆繊維(アセロン・ケミカルズ&ファイバー)は9日の臨時董事会で、川下の顧客など戦略パートナーと共同でベトナムに新会社を設立し、同国南部ビンズオン省に紡績から染色加工、ボンディングまでを手掛ける一貫工場を設置する計画を決定した。同国が加盟する環太平洋経済連携協定(TPP)によるゼロ関税化を見越して先手を打ちたい考えだ。9日付工商時報が報じた。
新会社に対するアセロンの出資額は2億台湾元(約7億円)で出資比率は20%となる予定だ。
頼明毅副総経理は、同社およびパートナーは現地工場を通じてアパレル大手顧客と接触し、安定した出荷先を確保したいとの考えを示した。
TPP交渉が昨年、大筋合意に達したことで、ベトナムは将来、台湾の紡織業者にとって最も重要な生産拠点となると目されている。川上から川下まで大部分のメーカーが同国への進出、追加投資を検討しており、その投資額は200億元を超えると予測されている。
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