ニュース 電子 作成日:2016年1月11日_記事番号:T00061403
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が8日発表した2015年連結売上高は2,132億5,500万台湾元(約7,500億円)で、前年比0.09%の微増ながら過去最高を更新した。第4四半期連結売上高も前期比8.3%増の617億1,300万元で過去最高となった。一方、12月連結売上高は、顧客のシステムメーカーや携帯電話メーカーが年末決済を前倒しで行った影響で、前月比11.6%減の185億2,000万元となった。
メディアテックは昨年第4四半期、第4世代(4G)スマートフォン用チップ市場でシェア拡大に励み、通年で同製品の出荷量が目標の1億5,000万個に達した。しかし、粗利益率を犠牲にして取り組んだことで、1株当たり純利益(EPS)は17元と前年比4割低下し、過去3年で最低となったとみられる。
スマホメーカーが今年の新機種向けにメディアテックの10コアSoC(システム・オン・チップ)Helio X20の調達を始めていることから、メディアテックは今年第1四半期も高水準の出荷が続くとみられる。
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