ニュース 金融 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061408
大衆商業銀行(TCバンク)の労働組合は先週末にストライキ権確立に向けた投票を行い、11日に開票した結果、組合員1,971人による投票率88.99%で賛成票が83.87%に達し、いずれも8割を超え、スト権が確立された。12日付工商時報が伝えた。
同行労組の黄怡仁理事長は「経営側が交渉を望まない場合、まず春節(旧正月)前に警告の意味でストライキを行い、営業中断を通じて、社会に経営側の従業員に対する過酷な待遇を告発したい」と述べた。その後も経営側の態度が消極的な場合には全面ストライキも辞さない構えだ。
台湾の銀行業界では、2005年に唯一、台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)で第2次金融改革に反対するデモが決行された例がある。14年にも万泰商業銀行の労組がスト権を確立したが、ストは決行されなかった。
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