ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

王品15年売上高微減、今年は回復見込む


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061412

王品15年売上高微減、今年は回復見込む

 飲食店チェーン大手、王品集団の自社決算による2015年連結売上高は167億8,300万台湾元(約590億円)で、前年比0.78%の微減となった。ただ同社は、中国で展開している「石二鍋」とシンガポールの「舒果」への投資分を合わせると14年の売上高を上回ると説明した。今年はブランド戦略の調整や、店舗規模の最適化などの効果で売上回復を見込む。中時電子報が11日伝えた。

 12月連結売上高は14億100万元で、前月比15.97%増、前年同月比0.28%増。第4四半期連結売上高は38億9,300万元で、前期比10.06%減、前年同期比0.69%増となった。王品は、昨年12月はクリスマスと年末年始休暇の商機によって、台湾事業の売上高が前月比8.1%増の8億元に回復したと説明した。

 今年は低価格イタリア料理「ita義塔・創義料理」のサブブランド「itaハウス」を新たに3店開店することを計画している。グループ初の中華レストラン「プー・ティエン(莆田)」は、3年以内に主要百貨店に10店を展開する予定だ。