ニュース 機械 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061416
台湾機械工業同業公会(TAMI)の統計によると、2015年の機械設備輸出額は前年比6.9%減の194億3,000万米ドル、うち工作機械は15.9%減の31億9,000万米ドルで、いずれも2011年以降で最低だった。中国、米国、日本、タイなどの主要市場向けが軒並み前年割れだった。12日付工商時報が報じた。
業界関係者は、▽台湾元の対米ドル下落幅が円、韓国ウォンと比べて小さい▽米韓自由貿易協定(FTA)で韓国は米国でゼロ関税が享受できるが、台湾は関税4~5%がかかる──と原因を分析し、中国の「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」は無関係と強調した。
円安が過去3年で50%以上進行し、日本大手の中価格帯の工作機械オファー価格が台湾製と同価格帯となったことで、欧州、東南アジアからの受注は2~3割流失したとみられる。上半期は1米ドル=34台湾元まで元安が進まない限り、好転が見込めない状況だ。
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