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華孚、上半期の稼働率大幅増


ニュース 電子 作成日:2008年3月17日_記事番号:T00006142

華孚、上半期の稼働率大幅増


 ノートブック型パソコンフレームの華孚科技(ワッファー・テクノロジー)は今年、デルからの受注増加に続き、ヒューレット・パッカード(HP)からも受注して、上半期の稼働率が大幅に上昇する見通しだ。上海工場は稼働率が80%に達する可能性もある。17日付工商時報が伝えた。

 華孚はフレーム製造で域内シェア3位だが、昨年第2四半期は稼働率が約35%にとどまり、上半期は2,054万5,000台湾元(約6,387万円)の赤字だった。

 デルは可成科技(キャッチャー・テクノロジー)と鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)の2社への依存度の深まりを避けるため、今後は華孚へのマグネシウムおよびアルミニウム合金フレームの発注比率を大幅に増やす可能性もある。

 HPは今年、インプリント技術を使ったフレームや、マグネシウム、アルミニウム合金フレームを採用した機種を多数発売する予定で、すでに華孚にも発注したもようだ。