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製造後6年経過のタイヤ、交換時に使用禁止


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061420

製造後6年経過のタイヤ、交換時に使用禁止

 経済部標準検験局(標検局)はこのほど、自動車のタイヤ交換時に製造から6年が経過したタイヤの使用を禁止することを自動車用タイヤの国家標準「CNS1431」に盛り込んだ。今年上半期に任意抽出で行う定期検査の項目に含める。12日付中国時報が伝えた。


標検局は、購入時にタイヤの摩耗も確認するよう呼び掛けた。左は新しいタイヤ、右は摩耗したタイヤ(11日=中央社)

 標検局はまた、市民にはタイヤの使用期限を最長でも10年にとどめるよう呼び掛け、タイヤ表面に表示されている4桁の数字から製造時期が判読できると周知している。表面の数字は前半2桁が年間第何週に当たるか、後半2桁が製造年を示し、例えば「1115」の場合、2015年第11週に生産されたことを表している。

 今回の措置は、老朽タイヤが運転中に破裂し、転覆事故につながる例が目立つことを受けた措置だ。

 自動車業界関係者によると、新車のタイヤは出荷から1年以内のものがほとんどで、問題となるのは民間業者が在庫処分で販売しているタイヤや中古タイヤだという。