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1月上旬の新車販売、23%減【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061421

1月上旬の新車販売、23%減【表】

 1月1~10日の新車登録台数は6,625台で前月同期比0.6%減、前年同期比23.9%減だった。16日投開票の総統・立法委員選挙を控え、模様眺めムードが広がる中、雨天が続いており、需要期の1月の販売が大幅に減少した。12日付工商時報が報じた。

 首位のトヨタ台湾総代理店、和泰汽車は2,036台(市場シェア30.7%)で前月同期比30.9%増、前年同期比23.4%減だった。2位の裕隆日産汽車は886台(シェア13.4%)で、前月同期比14.9%増、前年同期比56.8%減だった。3位は中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の676台(シェア10.2%)で、前月同期比39.4%増、前年同期比4.6%増だった。

 販売減少は輸入車より台湾生産車の方が深刻だった。業界関係者は、昨年末に販売前に登録だけ済ませた未使用車(新古車)が多かった上、大手が納車業務に忙しく、販売力が落ちていると話した。

 また業界関係者は、台湾や海外の経済指標から今年の景気見通しは良くなく、買い替えに対する貨物税(物品税)減免措置は従来の車両の廃車か輸出が必要なため効果は限定的で、業界では今年の新車販売市場に対し慎重な見方が大勢を占めると話した。