ニュース 電子 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061424
宏達国際電子(HTC)は11日に台北市で尾牙(忘年会)を開催し、王雪紅(シェール・ワン)董事長が従業員に1年間の労をねぎらい、感謝の言葉を述べた。ただ昨年同社は1株当たり18台湾元の大幅な損失を計上したことを反映し、尾牙に付きもののビンゴ大会などで提供した景品総額は2,000万元(約7,000万円)と昨年(6,690万元)の30%にとどまった。12日付工商時報が報じた。
王董事長(左2)は社歴15年以上の社員代表(中)に謝意を示した(11日=中央社)
また同社は昨年、工場売却や人員削減を実施した影響で、今年の尾牙で用意されたテーブル数は487卓と昨年の1,027卓から半減した。
ただ王董事長はあいさつで、先ごろ米国で開催された国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に出展した新製品のバーチャルリアリティー(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」開発者向けモデルが、メディアから14の賞を受賞する好評を得たことに言及するなど、今後の業績向上に明るい見通しを示した。
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