ニュース 電子 作成日:2016年1月12日_記事番号:T00061425
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が1株36.5台湾元(約128.5円)で3億2,000万株を発行して実施する総額116億8,000万元の現金増資計画について、台プラグループ傘下の主要4社が引き受けを放棄したことから、77億1,800万元分の新株引き受けについて特定の企業と交渉を進めており、メモリーモジュール大手の米キングストンテクノロジーが11日、30億元を出資し、8,219万株を取得した。12日付工商時報が報じた。
このほか同じくメモリーモジュール大手の威剛科技(Aデータ・テクノロジー)が約9億元、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の福懋科技(FATC)が約5億元を出資した。
また台湾の生命保険会社が出資に意欲を示しており、中国信託人寿保険が5億元、国泰人寿保険(キャセイライフ)が25億元、三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)が12億元の出資を計画しているほか、中華郵政も12億元以上の出資を検討しているとの観測が出ている。
なお今回の現金増資完了後も、台プラの南亜科技に対する出資比率は75%以上を維持する。
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