ニュース 社会 作成日:2016年1月13日_記事番号:T00061434
台湾房屋研究智庫が内政部の2015年人口調査を分析したところ、桃園市の転入者から転出者を差し引いた転入超過数は3万6,668人で、6直轄市で最多だった。14年末に直轄市に昇格した桃園市は台北市、新北市より住宅価格が低い上、台北駅との間を結ぶ桃園機場捷運(桃園国際空港MRT)が3月にも開通予定で、両市からの転入者が多かった。13日付工商時報が報じた。
内政部の不動産取引実勢価格登録制度の統計によると、昨年の桃園市の住宅価格は1坪当たり18万1,000台湾元(約64万円)と、台北市の64万3,000元、新北市の32万2,000元を大きく下回り、昨年の台北市から桃園市への転入者は9,255人、新北市からは2万4,899人に上った。桃園市は直轄市昇格前12~14年の転入者は年平均7,000~8,000人だった。
統計によると、台中市は昨年1万4,367人の転入超過だった。残り4直轄市は転出超過で、▽台北市、9,386人▽新北市、1万312人▽台南市、181人▽高雄市、2,035人──だった。
過去5年でみると、台北市は2万9,916人、桃園市は6万5,593人の転入超過で、新北市は7,815人の転出超過だった。これら3直轄市の合計は8万7,694人の転入超過で、台中市、台南市、高雄市の合計3万8,382人の2倍以上だった。
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