ニュース 金融 作成日:2016年1月13日_記事番号:T00061442
金融監督管理委員会(金管会)は12日、昨年11月の住宅ローン貸出残高は6兆300億台湾元(約21兆円)で、延滞比率が0.18%となり、2013年末に比べ0.03ポイント上昇したと発表した。依然極めて低水準で推移しているが、統計開始から12年で初の上昇となる。13日付経済日報が伝えた。
住宅ローンの延滞は、アジア通貨危機後にいったん増加したが、2002年の金融改革で財政部が銀行に不良債権の解消を迫った結果、延滞比率は低下に転じ、その後も不動産市場好況で延滞比率は低水準で推移していた。
デベロッパーが借り入れる建築融資では延滞比率が既に2年連続で上昇傾向にある。最近は不動産市況が低迷しており、一部のデベロッパーが運転資金の確保に苦心しているためとみられる。
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