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量販店の春節前商戦スタート、業績1〜2割拡大へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月13日_記事番号:T00061444

量販店の春節前商戦スタート、業績1〜2割拡大へ

 量販店業界では家楽福(カルフール)が先週8日、愛買(aマート)はきょう13日から春節(旧正月、今年は2月8日)前セールを開始した。スーパーマーケット最大手の全聯福利中心(Pxマート)は15日から開始する。各社とも前年同期比1〜2割の業績拡大を見込む。13日付工商時報などが報じた。


カルフールでは政府の省エネ家電補助制度も追い風になっている(中央社)

 カルフールは商品1万品目を最大64%引きで販売。8〜9日に購入金額2,000台湾元(約7,000円)以上の会員客に10%還元のキャンペーンを実施したところ、業績が倍増した。同社は、掃除用品や年越し料理、尾牙(忘年会)景品用の大型家電の需要が高まっていると説明した。

 愛買は昨年12月30日からアーリーバードキャンペーンを実施していた。同社は、今年は商品5万品目を最大76%引きで販売するほか、日産「スーパーセントラ」(約70万元相当)などが当たるスクラッチくじ(100元)も販売する。前年同期比2割の業績拡大を見込む。

 全聯は春節関連の商品を最大25%引き、チラシ指定の掃除用品は最大35%引きで販売する。2月8日には150万元相当のメルセデス・ベンツ車などが当たる福袋を限定8万5,000袋販売する。前年同期比2割以上の業績拡大を見込む。