ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年1月13日_記事番号:T00061449
米自動車部品・周辺機器大手のアドバンス・オート・パーツ(AAP)は、台湾の物流業者、海碩集団(OEC)と提携し、米西海岸に設置していた荷さばき拠点を高雄港前鎮自由貿易港区に移転。12日に運用を開始した。高雄港はAAPにとって、上海に次ぐアジア第2の拠点となり、年間100TEU(20フィートコンテナ換算)の貨物が同港から米国およびカナダに輸送され、運輸コストが10〜15%低減されることになるという。13日付工商時報が報じた。
頼総経理は、高雄港の荷さばき拠点からの貨物輸出量は今後さらに増えると語った(交通部リリースより)
AAPの頼伯瑛アジア地区総経理によると、同社は米国およびカナダに7,000カ所以上の販売拠点を構え、アフターマーケットにおける消費者の需要を満たしている。また同社はアジアから26万種類の自動車部品を調達しており、海運で米国に輸送し、北米の消費者にコストパフォーマンスの高い製品を提供している。
頼総経理は、自動車部品の高い製造力を有する台湾は既にアジアにおける重要な調達先、および物流のハブ地点となっていることから、荷さばき拠点の設置を決めたと語った。今後は台湾、ベトナムなどアジア各国・地域から調達した部品を高雄港に集めた後、北米の50カ所以上の倉庫に輸送し、さらに各販売拠点に配送する計画だ。
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