ニュース 政治 作成日:2016年1月14日_記事番号:T00061468
米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン副理事長(政治学者)は、台湾総統選で民進党の蔡英文候補が当選した場合、米国の現政権と次期政権は中国に蔡英文氏との対話を強く求めていくと述べた。14日付自由時報が伝えた。
グリーン副理事長は「どのようなルートで意思疎通を行うかは戦術的問題だ。戦略的には中台による対話が米国に最大の利益をもたらす」と述べた。
グリーン理事長は、馬英九政権下での中台関係を振り返り、「ウイグル、香港、南シナ海で強硬な手段に出ている習近平(主席)が同じような方式で台湾に対処するのか、それとも現状を維持するのかは誰にも分からない」と不確実性を指摘した上で、台湾に対しては「習主席に台湾政策を変更する口実を与えないでもらいたい」と呼び掛けた。
また、ボニー・グレーザー上級研究員は「蔡候補の当選後、中国はいったん中台の窓口機関同士によるやりとりをストップし、5月20日の蔡氏の就任演説を待つことになるのではないか」と予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722