ニュース 政治 作成日:2016年1月14日_記事番号:T00061470
投票日を3日後に控えた13日、総統選挙の主要3候補者はそれぞれ各地に足を運び、有権者に支持を訴えた。14日付蘋果日報が報じた。
朱候補(中左)は選挙戦最後の日曜日の大型集会も桃園市で開くなど、同市の守りを重視している(13日=中央社)
民進党の蔡英文候補は、国民党の地盤である苗栗県をオープンカーで回り、馬英九政権下では大型建設事業が行われなかったばかりか、深刻な財政問題が起きたと批判。桃園市、新竹県を合わせた桃竹苗地域で前回2012年の総統選では計40万票負けたものの、逆転して異なる未来を迎えようと呼び掛けた。
国民党の朱立倫候補はかつて09年まで8年間県長を務めた桃園市(当時は桃園県)を訪れ、蒋介石親子の遺体が安置されている慈湖陵寝と大溪陵寝を拝謁した後、陳水扁政権時代に行われた「脱蒋化(蒋親子の影響を払拭する政策)」を批判。「蒋経国総統が10大建設を推進した精神に倣って最後まで戦う」と宣言した。
親民党の宋楚瑜候補は離島の金門島を訪れ、国民党は蒋経国路線から大きく離れて民衆から遠ざかる一方で、中台交流では中国に追随していることが選挙情勢が一向に盛り上がらない原因だと批判した。そして、当選した場合、金門、馬祖の発展に力を尽くすと訴えた。
3候補は選挙戦最終日の15日まで、選挙集会などを通じて有権者への訴えを強めていく。
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