ニュース 金融 作成日:2016年1月14日_記事番号:T00061476
中国に進出した台湾系銀行の一部が現地法律の制約などで行名の変更を迫られている。14日付経済日報が伝えた。
消息筋によると、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)は、広東省深圳市の中信銀行(信銀国際、CITIC)を買収するのに際し、中国の国家工商行政管理総局(工商総局)から民間企業の社名には法律で「中国」の文字を使用できないと通告された。このため、中信銀は買収後の行名を「松柏銀行」または「松栢銀行」とする方向で検討している。
また、法律に明文規定はないが、中国側は台湾系銀行の現地法人の行名に「台湾」という文字が含まれることにも難色を示しており、台湾銀行、台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)などは対応に苦慮しそうだ。台湾土地銀行は通称である「土地銀行」での登記を目指すもようだ。
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