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鴻海のスマホ出荷衰えず、非アップル顧客の新機種が貢献【表】


ニュース 電子 作成日:2016年1月14日_記事番号:T00061484

鴻海のスマホ出荷衰えず、非アップル顧客の新機種が貢献【表】

 鴻海科技集団(フォックスコン)が受託生産するアップルのスマートフォン新機種、iPhone6s/6sプラスは売れ行きが予想を下回っていると伝えられているが、中国の小米科技(小米、シャオミ)など「非アップル顧客」が積極的に新機種を市場に投入していることで鴻海のスマホ出荷量に陰りは見えていないようだ。14日付経済日報が報じた。

 小米はこのほど、中国でスマホ新機種「紅米3」を699人民元(約1万2,500円)で発売。さらにクアルコムのSoC(システム・オン・チップ)「スナップドラゴン820」を搭載した旗艦機種の新製品「小米5」を春節(旧正月、今年は2月8日)明けに投入する見通しとなっており、鴻海はこれに向けて出荷を急ぐことになる。

 このほか、鴻海はマイクロソフト(MS)、華碩電脳(ASUS)、米インフォーカスなどのスマホを生産するインド工場で生産ラインの拡張、人員の増強を図っており、今年は月産能力が250万台に達する見通しで、さらなる受注増が見込まれる。