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林飛帆氏と柯文哲市長、時代力量を応援


ニュース 政治 作成日:2016年1月15日_記事番号:T00061496

林飛帆氏と柯文哲市長、時代力量を応援

 一昨年のヒマワリ学生運動のリーダー、林飛帆氏が13日兵役を終え、直ちに運動を契機に生まれた新政党、時代力量の応援に加わった。14日は台中市で地元の市場を同党の洪慈庸候補と共に回って洪候補への投票を呼び掛けた。林氏は「ヒマワリ運動の人だ」と人気を集め、当選を願って語呂合わせの良いニンニクやダイコンを贈られる場面もあった。洪候補は2013年に起きた陸軍下士虐待死事件の被害者の姉で、今回は台中市第3選挙区で国民党の現職、楊瓊瓔候補に挑戦する。


林飛帆氏(右)は、時代力量の得票を後押ししそうだ(14日=中央社)

 林氏は新竹市でも、時代力量の邱顕智候補を応援した。民進党立法院議員団の柯建銘総召集人の選挙区のため、民進党は「学生運動の際にはわが党の支援を受けたのに恩知らずだ」と批判したが、林氏は「今回の選挙戦は理念の戦いであり、人物と戦うわけではない」と釈明した。

 台北市では、第5選挙区に立候補しているロックバンドボーカリススト、林昶佐(フレディ・リム)候補ら時代力量の候補者の支援集会が開かれ、柯文哲市長が駆け付けた。柯市長は「彼らは時代の検証に耐えた人たちだ。立法院で重責を担えると信じる」とあいさつした。

 時代力量は在野の新たな第三勢力として、立法院で議席を獲得できるのか注目されている。