ニュース
電子
作成日：2008年3月17日_記事番号：T00006150
勝華、ガーミンからＧＰＳ向けパネル受注か
携帯電話用液晶パネルで世界シェア首位の勝華科技（ウィンテック）が、全地球測位システム（ＧＰＳ）の台湾国際航電（ガーミン）から3.5～４インチのＴＦＴパネルを受注したとの観測が出ている。単月で50万枚を出荷、第２四半期にも出荷が始まるという。15日付工商時報が伝えた。
勝華はこの情報について、個別の顧客に関するコメントはできないとしている。同社は昨年、瀚宇彩晶（ハンスター）から第３世代工場２棟を相次いで買収し、コンシューマエレクトロニクス製品向けパネル進出に積極的な姿勢を見せている。
同社は以前、携帯電話パネルが出荷量の80％以上を占めていたが、昨年第４四半期はコンシューマエレクトロニクス向けパネルが20～24％となり、今年はさらにこの比率が高まるとみられる。昨年第４四半期はＴＦＴパネルの出荷比率が30％に達した。今年はＴＦＴがＳＴＮパネルを上回り、全体の50％を超える見通しだ。
