ニュース 電子 作成日:2016年1月15日_記事番号:T00061510
インド政府が先ごろ、発光ダイオード(LED)照明の導入促進を強化し、2018年までに全面的にLED電球への交換を行う意向を表明したことを受け、業界関係者は、今後、同国のLED電球市場規模は7億7,000万個に拡大し、世界中のメーカーが相次いで参入することで価格競争が激化するとの見通しを示した。中台メーカーも今年、商機獲得に全力を挙げる方針とみられる。15日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、インド市場における最大の調達元は政府で、1〜2カ月に一度、調達入札を行っている。ただフィリップスやオスラムといった世界的大手メーカーが価格を引き下げて受注を獲得しており、当初、1個約230ルピー(約400円)だった落札価格は昨年下半期には74ルピーに、最近では既に66ルピーまで下落。来年は44ルピーまで下がると予測されている。
しかし、中台メーカーもコスト競争力の強みを生かして商機獲得を目指しており、中国のLEDパッケージング(封止)大手、木林森は既に台湾のLEDチップ最大手、晶元光電(エピスター)と合弁でインドに工場を設置し、現地のサプライチェーン入りを果たしている。また艾笛森光電(エジソン・オプト)、億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)といった台湾メーカーも同国での展開を積極化している。
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