ニュース 電子 作成日:2016年1月15日_記事番号:T00061511
新金宝集団(ニューキンポグループ)の許勝雄董事長は14日、傘下の金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)、タイ法人の泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス・タイランド)、康舒科技(アクベル・ポリテック)の今年の合計売上高は2,100億〜2,200億台湾元(約7,400億〜7,800億円)へと前年比4.7〜9.7%増加し、純利益は2桁成長するとの見通しを示した。15日付蘋果日報などが報じた。
許董事長は、ニューキンポグループは東南アジア市場の従業員が2万8,000人で、同市場最大の受託生産業者だと指摘。今後2年で東南アジアへの投資をさらに拡大する方針だ。うちフィリピンではキンポ第1工場が欧米の家電大手から受注しており、今年9月には第2工場が量産入りする予定で、生産能力が倍増する見通しだ。
一方、ブラジルではメモリーなど半導体のパッケージング・テスティング(封止・検査)を行う生産ラインが第1四半期に完成し、第2四半期に量産を開始する計画だ。今年の損益均衡を見込む。
また、ニューキンポグループは今年、サービスロボットも発売する計画で、来週ホームセンターの特力屋2店で4台を導入する。さらに、医療用スマート衣料は米食品医薬品局(FDA)の認証取得、2〜3月の米国発売を目指す。
エンジニア539人採用へ
なおキンポとカルコンプは今年、研究開発(R&D)要員としてエンジニア539人を新規採用する。グループ全体のエンジニアは年内に1,100人へとほぼ倍増する見通しだ。
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