ニュース 電子 作成日:2016年1月15日_記事番号:T00061515
電子ビーム検査装置最大手、漢微測科技(エルメス・マイクロビジョン、HMI)は14日、2015年連結売上高が前年比7.7%減の66億5,100万台湾元(約230億円)だったことを明らかにした。昨年11、12月の1株当たり純利益(EPS)は10.81元で、通年では市場予想並みの約33元が見込まれる。15日付工商時報が報じた。
エルメスをめぐっては、米アプライド・マテリアルズが電子ビーム検査装置を台湾積体電路製造(TSMC)に納入したと伝えられ、エルメスの業績の懸念材料と指摘されていた。ただ、半導体業界によると、エルメスの検査機器は検査測定(インスペクション)用、アプライドの検査機器は複合検査(レビュー)用で用途が異なるという。
同社は「半導体製造プロセスの微細化が進む中、電子ビーム検査装置は最も優れた検査ソリューションだ。業界をリードする地位は簡単には揺るがない」と自信を示した。
証券会社はエルメスが特に中国市場で強い競争力を備えていることからみて、今年第2四半期には前期比での増収を回復し、通年売上高は88億~93億元に達すると予想している。
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