ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月18日_記事番号:T00061541
台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル)、台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)などを運営する寒舎餐旅管理顧問(マイハンブルハウス・ホスピタリティーマネジメントコンサルティング)の創業者、蔡辰洋氏(66)が15日早朝、心筋梗塞により死去した。16日付経済日報が報じた。
蔡辰洋氏は金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)を傘下に収める国泰集団(現・霖園集団)の創業者、蔡万春氏の第3子として生まれ、国泰金控の蔡宏図董事長や富邦金融控股の蔡明忠董事長をいとこに持つ。
1986年に「寒舎」を設立して骨董(こっとう)品や芸術品の売買を手掛けたが、02年にもともと国泰集団が保有し、その後手放していた台北市忠孝東路一段の「来来香格里拉大飯店」を買い戻し、ホテル事業に参入。同ホテルに「シェラトン」ブランドを導入し、台北喜来登大飯店として開業した。
ホテル業界で地位を確立した蔡辰洋氏は近年、傘下の飲食事業を息子の蔡伯府氏、蔡伯翰氏兄弟に継がせたほか、昨年末には寒舎餐旅の董事長職も夫人の頼英里氏に引き継いでいた。
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