ニュース 石油・化学 作成日:2016年1月18日_記事番号:T00061546
化繊景気の悪化で原料のエチレングリコール(EG)、高純度テレフタル酸(PTA)相場が低迷し、▽南亜塑膠工業(南亜プラスチック)▽東聯化学(OUCC)▽中国人造繊維(CMFC)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)▽遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)──など大手が減産に踏み切った。稼働率は平均60~70%で推移している。18日付経済日報が報じた。
南亜プラは先月、同社EG生産能力の4割を占める生産ラインを停止した。残る雲林県麦寮の第1、2、3工場も稼働率を60%まで下げている。呉嘉昭・南亜プラ董事長は、現在、1トン当たり600米ドルを割り込んでいるEG価格について、原料がエチレン価格は1,075米ドルとなっていることから計算すると、EGは650米ドル以上でなければ元が取れないと話した。
一方、PTA相場も570米ドルまで低下しており、利益が出ないため減産を迫られている。
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