ニュース 電子 作成日:2016年1月18日_記事番号:T00061551
中国系のアナログIC設計業者、矽力杰(Silergy)は15日、2,000万米ドルを投じてNXPセミコンダクターズの発光ダイオード(LED)照明向け部門を買収すると表明した。上半期に手続きを完了する予定だ。Silergyの陳偉董事長は、NXPのLED照明用ドライバ製品ラインアップを取得することで自社の研究開発(R&D)効率が高まり、欧米のミドル〜ハイエンド照明市場へのスピーディーな参入に役立つと説明した。16日付経済日報が報じた。
電源管理ICを主力とし、LED照明、コンシューマー・エレクトロニクス、ネットワーク通信製品向けに事業を展開するSilergyは創設7年未満ながらフィリップス、オスラム、サムスン電子などから相次いで受注を獲得。昨年の売上高は46億9,800万台湾元(約164億円)と過去最高を更新した。
また同社は先ごろ、米同業のマキシマム・インテグレーテッドのスマートメーターおよびエネルギーコントロール事業部門を1億500万米ドルで買収すると決めたばかり。
買収資金について陳董事長は、手元にある7,000万米ドルの現金(昨年第3四半期末時点)のほか、短期的には銀行からの借入金で対応すると説明している。
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