ニュース 電子 作成日:2016年1月18日_記事番号:T00061552
メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は15日に臨時株主総会を開催し、中国の国有半導体大手、紫光集団からの出資受け入れを決議した。ただし、実行には政府の審査通過が必要だ。16日付経済日報が報じた。
パワーテックの蔡篤恭董事長は、紫光集団からの出資受け入れで中国市場展開が有利になると説明した。同社の中国売上高構成比は3%未満。
パワーテックは昨年10月末、紫光集団が1株75台湾元(約260円)で第三者割当増資を引き受け、株式の25%を取得し、董事1席を獲得すると発表していた。出資額は194億元に上る見通しだ。
パワーテックのほか、紫光集団が矽品精密工業(SPIL)、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)にそれぞれ24.9%、25%出資すると発表したことで、社会では中国にのみ込まれるとの懸念が浮上し、立法院は昨年末、立法院に影響評価を報告するまで経済部投資審議委員会(投審会)は紫光集団の3社への出資を認可しないよう求める決議を下している。報告提出は蔡英文政権が発足する今年5月20日以降になるとみられる。
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