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コンパル、16年出荷目標13%増【表】


ニュース 電子 作成日:2016年1月18日_記事番号:T00061553

コンパル、16年出荷目標13%増【表】

 電子製品受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は15日、全製品の2016年出荷目標は前年比13%増の9,000万台、売上高は過去最高だった昨年の8,472億台湾元(約3兆円)を上回ると予測した。16日付工商時報などが報じた。


許勝雄董事長(左)は尾牙(忘年会)前の記者会見で、今年は605卓、抽選イベントの賞金総額3,000万元で過去最大規模だと語った(15日=中央社)

 陳総経理は、世界市場のノートパソコン出荷は前年比5%減少が予測されるが、同社は前年並みの4,000万台を目指すと語った。このほか、スマートデバイス(携帯電話、タブレット端末)は4,150万台(前年比12%増)、IoT(モノのインターネット)関連製品は倍増、テレビは250万台(7%増)を見込む。

 昨年の出荷台数は▽ノートPC、4,000万台(前年比7%減)▽スマートデバイス、3,700万台(32%増)▽テレビ、230万台(38%減)──だった。

 また陳総経理は、スマホ顧客の需要に応えるため、インド・ニューデリー郊外に工場を設置すると語った。早ければ3月に量産を開始する。顧客はインド、中国、海外ブランドなどで、既に4社から受注した。当初の月産能力は50万台で、需要に応じて生産量を増やす。同社にとって中国に次ぐ規模の生産拠点となる。