ニュース 政治 作成日:2016年1月19日_記事番号:T00061562
蔡英文次期総統は18日、米オバマ政権の特使として訪台したバーンズ元国務副長官と会見し、米国との緊密な関係を維持していく意向を表明した。19日付自由時報が伝えた。
蔡次期総統(中)とバーンズ元国務副長官(左2)は約1時間会見した(18日=中央社)
蔡次期総統は「新政権は米国と緊密な友好関係を保ち、台米間で経済、産業分野を中心にさまざまな協力を推進する」と述べるとともに、東アジア情勢に関しては、「平和と安定の維持に責任を負う」と強調した。
また、バーンズ元国務副長官は、蔡次期総統の当選に祝意を表明した上で、「政権引き継ぎが順調に進み、新政権とより一層の協力、交流を進めることを期待している」と語った。
一方、民進党在米代表処のマイケル・フォンテ主任は、バーンズ元国務副長官が台湾を、ブリンケン国務副長官が北京を同時期に訪問するのは偶然ではないと指摘。その上で、米国が中台対話で今後パイプ役となる可能性があるとの認識を示した。
フォンテ主任は「米国はいかなる決定にも介入を望まないが、北京に話を伝えることはできる」と述べた。
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